動画高画質化AIを実測:76秒・HEVC・サイズ32倍の落とし穴

Jul 26, 2026

「動画 高画質化 ai 比較」の上位は「おすすめ8選」型の一覧記事が並び、処理時間・出力コーデック・ファイルサイズ・課金単位の実測を載せた記事は見られませんでした(2026年7月時点)。そこで当サイトで実際に1本走らせました。実測は当サイトの1回のみで、他社は各公式ページの記載に基づく条件比較です。結論から言うと、無料で高画質化できるのは本当。ただし処理は5秒の動画で76秒、出力コーデックは HEVC に変わり、ファイルサイズは約32倍になりました。

最終更新:2026年7月

この記事の結論(動画 高画質化の実測)

  • 5.08秒の動画を2倍にして、処理時間は76秒(尺の約15倍)。「数秒で完了」の前提で計画すると納品前に詰まります。
  • 解像度はちょうど2倍(720×406 → 1440×812)。尺とフレームレート(60fps)は変わりません。
  • 出力は HEVC(H.265)でした。 Firefox など一部の環境では <video> でそのまま再生できないため、web に貼るなら H.264 への再エンコードが必要です。
  • ファイルサイズは216KB → 6.9MB(約32倍)、ビットレートは339kbps → 10.8Mbps。アップロード先の容量制限に直撃します。
  • 無料枠は使えるが上限つき。 Canva は無料プランでも高画質化でき Video Upscaler は最大60秒まで、Krea は無料ログインで24時間に4本・倍率は1x/2x/4x/8x(各公式ページ、2026年7月時点)。

720×406の元動画と2倍アップスケール後の1440×812を、同じフレーム・同じ領域・同じ表示サイズで並べた比較画像。

動画 高画質化を1本実測した結果

素材は当サイトのライブラリにある5.08秒・60fps・720×406のクリップ。人為的に劣化させたものではなく、もともと低解像度のものを2倍で処理しました。

項目 処理前 処理後(2倍)
解像度 720 × 406 1440 × 812
尺 / fps 5.08秒 / 60fps 5.08秒 / 60fps
コーデック H.264 HEVC(H.265)
ビットレート 339 kbps 10.8 Mbps
ファイルサイズ 216 KB 6.9 MB
処理時間 76秒
消費クレジット 62

動画高画質化の実測データ表。解像度は2倍、処理時間76秒、コーデックはHEVCに変化、ファイルサイズは約32倍。

実際の出力は動画高画質化ページに before / after で置いてあります。

動画 高画質化で見落とされる3つの実務差(実測から)

1. 処理時間は尺の10倍以上を見ておく

5.08秒の動画で76秒でした(30秒の素材での処理時間は未測定です)。Krea の公式ページには「数秒で改善できます」「アップロードからダウンロードまで高速」という記載がありますが、少なくとも当サイトの実測では待ち時間はこの通りでした。締切前の最後の工程に置くのは避けたほうが安全です。

2. 出力コーデックが変わる

これが一番効きます。入力 H.264 に対し、**出力は HEVC(H.265)**でした。HEVC は Firefox など一部の環境では <video> で再生できません。 埋め込み用途なら H.264 への再エンコード工程が1つ増えます(当サイトの before / after もそのために変換しています)。

3. ファイルサイズが2桁増える

216KB が 6.9MB、約32倍になりました。ピクセル数は4倍(縦横2倍)ですが、ビットレートの上がり方がそれを超えます。SNS の投稿上限、メール添付、CMS の制限——「高画質化したら貼れなくなった」が起こります。

動画 高画質化の料金は「秒課金」と「出力量課金」で意味が違う

当サイトが提供元を選ぶときに比較した2社は、課金単位そのものが違いました。

  • 秒課金(KIE、当サイトが採用):動画の長さだけで決まる。ブラウザは尺を読めるので、実行前に金額を確定表示できます。
  • 出力メガピクセル課金(Poyo):出力の総ピクセル量で決まる。総量はフレームレートに比例するため、60fpsの素材だと30fps前提の見積もりが2倍ずれます。 ブラウザからフレームレートを確実に読む方法がないため、事前の金額提示と相性が悪い方式です。

この2社の比較では、当サイトが測定した全ケースでメガピクセル課金側が28〜86%高くなりました。「1本いくら」を先に知りたいなら、課金単位が尺なのかピクセル量なのかを確認してください。

無料で動画 高画質化できる範囲(各公式ページの記載)

無料でも使えますが、上限の形が違います。

  • Canva:無料プランでも動画の高画質化が可能。Video Upscaler は最大60秒の動画に対応。出力は SD / HD / FHD / 4K からダウンロード時に選択(公式ページ、2026年7月時点)。
  • Krea:ログインした無料ユーザーは24時間で最大4本。倍率は 1x / 2x / 4x / 8x から選択(公式ページ、同)。
  • 当サイト:サインインでウェルカムクレジットが付与され、日本からの新規は100クレジット。5秒2倍が約60クレジットなので、無料分で試せるのは短いクリップ1本が目安です(無料で使う方法)。

上限のかかり方が3種類に分かれます。60秒以内を1本試すなら Canva の無料プラン、24時間に複数本回すなら Krea、実行前に1本あたりの金額を確定させたいなら秒課金の当サイト——公式記載から言えるのはここまでで、出力品質の優劣はこの記事では比較していません。

動画 高画質化の前に確認するチェックリスト

  1. 納品先の容量制限を先に見る(32倍でも収まるか)
  2. 再生環境を確認する(HEVC が通らない環境に貼るなら H.264 変換の工程を用意)
  3. 尺 × 10倍以上の処理時間をスケジュールに入れる
  4. 倍率は2倍から試す(当サイトでは1倍と2倍が同じコストなので、1倍を選ぶ意味はほとんどありません)
  5. 解決するのは解像度だけ(当サイトのアップスケーラーは生成モデルではなく、既にある動画の解像度を上げる処理ツールです)

動画高画質化ページで1本試して料金プランと照らすのが確実です。生成前に消費クレジットが表示され、失敗した処理には課金されません。

FAQ

動画 高画質化はどのくらい時間がかかりますか?

当サイトの実測では、5.08秒の動画を2倍にして76秒でした(尺の約15倍)。この記事の実測は当サイトでの1回のみで、他社の処理時間は測っていません。「数秒で終わる」前提で組むのは避けたほうが安全です。

高画質化した動画がブラウザで再生できません。なぜですか?

出力コーデックが HEVC(H.265)の可能性があります。実測でも入力 H.264 に対して出力は HEVC でした。HEVC は Firefox など一部の環境で <video> 再生に対応していないため、web 掲載用には H.264 へ再エンコードしてください。

動画 高画質化は無料でできますか?

できます。Canva は無料プランでも対応し、Video Upscaler は最大60秒まで。Krea はログインした無料ユーザーが24時間に4本まで(各公式ページ、2026年7月時点)。当サイトもサインイン時のウェルカムクレジットで短いクリップを試せます。

4倍にすればもっときれいになりますか?

解像度は上がり、当サイトではコストが1倍・2倍の約1.75倍になります。4倍でのファイルサイズと処理時間、品質差は未測定です。まず2倍の before / after を見てから4倍を検討するのが無駄がありません。

手ブレやノイズも直りますか?

アップスケーラーは生成モデルではなく、既にある動画の解像度を上げる処理ツールです(当サイトのモデルページの記載)。解像度以外に問題があるなら、作り直しや別の編集工程のほうが早いことがあります。

まとめ:動画 高画質化の判断基準

無料で動画を高画質化できるかは「できる」が答えです。60秒以内を1本なら Canva の無料プラン、24時間に複数本なら Krea、1本あたりの金額を先に確定させたいなら秒課金。そのうえで、機能一覧に出てこない3点が実務のコストになります——5秒の処理に76秒、出力コーデックは HEVC に変わりうる、ファイルサイズは約32倍。実際の出力は動画高画質化ページの before / after で確認できます。

参考にした一次情報

  • 当サイトでの実測(2026年7月26日、topaz/video-upscale を2倍で1回実行:720×406→1440×812、処理76秒、62クレジット、出力 HEVC)
  • Canva「動画高画質化サイト」公式ページ(2026年7月時点の記載)
  • Krea「AI動画高画質化サイト」公式ページ(同)
  • 当サイトのクレジット計算式および料金ページ

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