「Kling AI をやめたい」で出てくるのは解約手順のスクショばかりですが、実務で困るのはそこではありません。解約・アカウント削除・運営側による停止(BAN)は別のことで、お金とクレジットの扱いも違います。 公式規約(2026/04/21 版)では別々の条項に定められ、共通するのは返金されないことです。
最終更新:2026年7月
この記事の結論(Kling AI の解約と停止)
- 解約先は決済ルートごとに違います。 規約が示すのは Stripe の管理画面/iOS の設定/Google Play の定期購入の3つで、アプリ内には解約手段の記載がありません。
- 返金条項はありません。 有料サービス規約は「サービス開始後の支払済み料金は返金不可」とし、停止時も返金や損害の責任を負わない(§8.4.1)と定めます。
- アカウント削除は復元不可(§14.2(a):再有効化もコンテンツ回復も不可)。
- BAN は「理由の有無を問わず、通知なしに」あり得ます(§14.2(b))。§14.3 で support@kling.ai への異議申立ては可能です。
- クレジットは払い戻し・現金化ができません(クレジット規約 §6)。停止時の残高も救済されません。

Kling AI の解約(自動更新の停止)の手順
有料サービス規約の自動更新の項に、決済手段ごとの解約先が書かれています。
- Stripe 決済:「Manage my subscription」→「Cancel subscription」→ Stripe 管理画面
- iOS 決済:設定 →(名前)→ サブスクリプション → 該当のものを解約(App Store の購入履歴から「KLING AI」を選ぶ経路も記載)
- Google Play 決済:Play の定期購入 → 解約するものを選択 → 解約
どこで契約したかで解約先が変わります。 なお規約には、利用者が解約した後いつまで使えるかの明示がありません。明記されているのは逆のケース——会社側が自動更新の提供を終了する場合、現行の課金サイクル満了日で終わるという規定だけです。
Kling AI を解約しても返金されない理由
有料サービス規約は、支払った料金を前払金ではないとしサービス開始時点で返金不可と定めます。クレジット規約 §6 も払い戻しや現金化に対応しないとし、§8.4 は停止・終了がどの理由でも**返金・損害の責任を負わない(§8.4.1)/徴収済み料金は返金不可(§8.4.2)**と重ねます。「解約すれば残り期間分が戻る」条項はありません。消費者保護の観点は個別判断ですが、**規約上の初期設定は「戻らない」**です。例外を主張する場合は、決済元(Stripe / App Store / Google Play)か support@kling.ai へ問い合わせる必要があります。
Kling AI のアカウント削除は取り消せない
§14.2(a) は、アカウント設定または support@kling.ai への連絡でいつでも削除できるとしつつ、一度削除すると再有効化できず、紐づいたコンテンツも回復できないと明記します。
Kling AI のアカウント停止(BAN)はどう決まるか
停止の経路は2つです。
1. 規約違反による自動終了。 §14.2(b) は、①規約違反、②法令違反、③Kling AI や他の利用者に危険や損害を与えうる利用のいずれかで利用権と契約が即時に自動終了するとします(有料規約 §8.1.2 も同旨)。
2. 運営の裁量。 同じ §14.2(b) には、「いつでも、理由の有無を問わず、通知の有無を問わず」停止・ブロック・削除でき、それによる責任を負わないと続きます。予告なしで停止される可能性があります。
著作権面では Copyright Complaint Policy(2026/06/24 版)が、有効な侵害通知でコンテンツを削除し、侵害を繰り返す利用者のアカウントを終了することがあるとします。コメント欄は Community Guidelines がブロック → コメント権限停止 → 重度でアカウント停止という段階を示します。
窓口は §14.3。 誤って停止・削除されたと考える場合は support@kling.ai へ異議を申し立てられます。なお停止時の返金は有料規約 §8.4 で否定され、クレジットも払い戻し不可(§6)です。
Kling AI で停止を招きやすい行為
利用規約 §3.1 の禁止行為のうち、生成サービスの利用で関係しやすいものです。
- 第三者の著作権・商標・プライバシーを侵害する素材の利用
- 露骨な性的表現、暴力、差別的な内容の推進
- 他人や団体へのなりすまし、自動スクリプトによる情報収集や操作
- 生成物(Output)を自分や第三者の AI・機械学習モデルの作成・テスト・改善・学習・開発に使うこと(§3.1 の (k))
- 書面の同意なく、商業的な勧誘・広告目的でサービスを使うこと(§3.1 の (e))
後ろの2つは見落としやすい条項です。特に生成物をデータセットや追加学習の素材にする使い方は、明確に禁止されています。あわせて §3.2(iii) は、Output を個人に法的・重大な影響を与える判断(信用・教育・雇用・住宅・保険・法務・医療)に使ってはならないとしています。
当サイト経由の場合はどうなるか
当サイトは Kling のモデルを使える第三者のサービスで、公式とは別ルートです。サインインは Google のみ、自動更新に縛られないクレジットパックも選べます。生成前にクレジットが表示され失敗分は課金されません(動画ジェネレーター)。
FAQ
Kling AI を解約するといつまで使えますか?
解約は自動更新の停止です。ただし解約後にいつまで使えるかは規約に明示がありません(会社側が提供を終了する場合は現行サイクルの満了日で終了と定めます)。残存期間は決済元の画面で確認してください。
Kling AI を解約したら返金されますか?
返金されません。有料サービス規約はサービス開始後の支払済み料金を返金不可と定め、停止・終了時も返金や損害の責任を負わないとしています(§8.4.1、§8.4.2)。
アプリを削除すれば課金は止まりますか?
規約が解約先として挙げているのはアプリ内ではなく、iOS は設定のサブスクリプション、Android は Google Play の定期購入、Stripe は管理画面です。定期購入はこの契約元で解約します。
アカウントを削除したら元に戻せますか?
戻せません。§14.2(a) は削除後の再有効化もコンテンツ回復もできないと明記します。必要な生成物は事前にダウンロードしてください。
BAN されたクレジットや残り期間は戻りますか?
戻りません。クレジット規約 §6 は払い戻しと現金化に対応せず、有料規約 §8.4 は停止時の返金責任を否定します。誤りだと考える場合は §14.3 に基づき support@kling.ai へ異議を申し立てられます。
まとめ:Kling AI の解約と停止で押さえること
3つは別のことです。解約先は決済ルートごとに違い、削除は取り消せず、停止は理由や通知なしに起こり得る。共通するのは規約上の初期設定が返金なし・クレジット払い戻しなしである点です。今すぐ止めるなら契約元(Stripe / iOS の設定 / Google Play)で自動更新をオフにしてください。自動更新に縛られたくない場合は料金プランの都度購入型も選べます。
参考にした一次情報
- Kling AI Terms of Service(2026/04/21 版、§3.1・§14.2・§14.3)
- Terms of Paid Service(同版、§6・§8.1・§8.4 と自動更新の解約手順)
- Credits Policy(§6)/Copyright Complaint Policy(2026/06/24 版)/Community Guidelines(2024/12 版)





